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旧帝国劇場復元研究会 |
●研究組織 (※所属・資格は2002年4月1日現在)
所属 |
資格 |
氏名 |
本研究における研究分担 |
代表 |
早稲田大学演劇博物館 |
館長 |
伊藤 洋 |
統括 |
分担 |
早稲田大学理工学部
江戸東京博物館
(株)シアターワークショップ
東京文化財研究所
早稲田大学演劇博物館
早稲田大学教育学部
(株)アトリエエスキース
早稲田大学理工学部 |
教授
研究員
研究員
助手
講師
修士課程 |
中川 武
米山 勇
小林徹也
高遠晴子
児玉竜一
坂本麻衣
増野恵子
大井康介 |
理工学部側の交渉統括
建築史からの復元考察
劇場建築からの復元考察
劇場建築からの復元考察
演劇史からの復元考察
演劇史からの復元考察
美術史からの復元考察
模型制作指導
模型制作実務 |
●研究内容(テーマ)
明治44年3月に開場した帝国劇場は、大劇場としては日本初の本格的な洋式劇場として、近代の演劇史上に特筆される存在であった。本プロジェクトは、演劇博物館の所蔵に帰した建築設計図面をもとに、この歴史的な劇場の正確な模型を作成するとともに、建築史・美術史・演劇史の各方面から、帝国劇場とその周辺文化について多角的に共同研究を行うことを目的とする。
●研究実施状況の概要
本会では、主として建築史班が模型作成に向けての作業を進める一方で、美術史・演劇史班による調査を進めた。模型の完成披露を兼ねて、2002年9月から演劇博物館において「よみがえる帝国劇場展」を開催し、図録を編集・刊行した。この編集作業の過程で、建築・美術・演劇の各方面で一堂に会し、ほぼ毎週にわたる共同討議を重ねた。模型作成に関しては、理工学部建築史研究室においてゼミの一環として取り上げられ、数次の院生代替わりを経たのち、模型の図面作成を完了し、業者委託によって模型を完成するに至った。
●研究成果の発表
・五十分の一縮尺 帝国劇場模型製作(演劇博物館三階近世常設展示室にて展示中)
・図録『よみがえる帝国劇場展』早稲田大学演劇博物館、2002年9月24日発行
・「よみがえる帝国劇場展-図面・模型を中心として-」 演劇博物館報87号 2002年10月10日発行 児玉竜一
・展覧会<よみがえる帝国劇場展> 早稲田大学演劇博物館、2002年9月24日〜12月21日
・演劇講座<よみがえる帝国劇場――建築と演劇――> 早稲田大学演劇博物館、2002年10月29日 米山 勇「建築家横河民輔と帝国劇場」小林徹也「帝国劇場の現代的な解釈」児玉竜一「帝劇文化とその人脈」
・展覧会報告 演劇博物館報88号 2003年3月25日 永井美和子
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