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現代演劇資料収集・保存・公開プロジェクト |
●研究組織 (※所属・資格は2002年4月1日現在)
所属 |
資格 |
氏名 |
本研究における研究分担 |
代表 |
早稲田大学演劇博物館 |
助手 |
前田愛実 |
ダンス・パフォーマンス関係における調査 |
分担 |
早稲田大学演劇博物館
共立女子大学 |
助手
専任講師 |
坂本麻衣
阿部由香子 |
新劇・小劇場系現代演劇における調査
新劇・小劇場系現代演劇における調査 |
●研究内容(テーマ)
これまであまり研究対象とされてこなかった現代演劇の資料を系統的に収集し、保存、公開するプロジェクトである。また、興行スタイル一つをとっても日々変化する現代演劇の流れを汲み取りつつ、煩雑になりがちな各種資料の特性を分析し、それに適った研究運用の方法を探究する。
●研究実施状況の概要
1.首都圏及び首都圏以外の地域(主に関西や東海)を含む、2002年度の上演資料の収集・保存とデータ入力
2.「劇団扉座」「錬肉工房」「劇団山の手事情社」のご協力による展示を中心とした公開活動
3.DM研の協力のもと、すでにウェブ上での公開を始めた「現代演劇上演記録データベース」に新規入力データを随時追加し、検索結果から関連書籍、関連AV資料のデータベースへリンクをはることによって、網羅的に上演情報を取得できるように設定し、更なる充実をはかった。また、展示以外の公開方法として、データベースでの検索結果による上演資料(ちらし・プログラム)の閲覧を開始した。
4.上記データベースの検索結果から、実際の資料を利用できるよう、台本、プログラムに加えて、前年度より試行していたちらしの閲覧システムを本格的に開始した。
5.「惑星ピスタチオ」「劇団 太陽族」各劇団の協力により2001年度に収集した資料のデータ整備を引き続き行った。
●研究成果の発表
《展示活動》
「OPEN THE DOOR!横内謙介と劇団扉座の20年ポスター展」2002/3/1〜8/8「現代」コーナー
「OPEN THE DOOR!横内謙介と劇団扉座の20年扉座の世界展」2002/6/28〜8/8企画展示室T
「伝統と前衛 錬肉工房と岡本章の30年」展 2002/9/30〜11/19
特別展示室「変化の果て 劇団山の手事情社のメタシアターポスター展」2002/11/5〜2003/2/6「現代」コーナー
「変化の果て 劇団山の手事情社のメタシアター」展 2003/1/8〜2003/2/6 特別・企画展示室T・U
各展示に際しては4〜12ページ組みのリーフレットを作成し、各劇団の年表や展示資料一覧を掲載。また、館報でも展示予告・報告記事を掲載した。〈演劇博物館報〉86号 2002年3月25日発行(pp.20〜25)87号 2002年10月10日発行(pp.1〜11、pp.12〜15、pp.24〜29)88号 2002年3月25日発行
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