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古典演劇の近代 |
●代表者名
竹本幹夫
●研究組織
所属 |
資格 |
氏名 |
早稲田大学文学学術院 |
教授 |
竹本幹夫 |
劇作家
早稲田大学演劇博物館
早稲田大学演劇博物館
早大院文学研究科
早大院文学研究科 |
COE客員講師
COE客員講師
博士後期課程
博士後期課程 |
堤 春恵
ペトル・ホリー
李墨
田村恵子
ティタニラ・マートライ |
●2006年度の研究内容
明治維新直後の古典劇、とくに能と歌舞伎に関する、西洋演劇の影響を中心に、日本古典演劇がどのようにして「近代化」を遂げたのかを、輪番形式の研究会により、それぞれの立場から考察する。堤氏は先頃提出した学位論文を、ペトル・ホリー氏は南北の歌舞伎作品を、李墨氏は日中比較演劇研究の立場から中国演劇の近代化の問題をも、それぞれ主要テーマとし、歌舞伎を対象とした近代化の研究を行う。竹本・田村・マートライは、能楽の近代化の問題を中心に考察する。日本演劇に与えた西洋演劇の影響の考察は、非ヨーロッパ世界における類似事例の研究のモデルケースとなろう。
●2006年度の具体的な研究計画
本研究はすでに5月から発足ししており、以後ほぼ毎月定例で継続予定である。
5月 準備研究(研究打合せ会議)
6月 事例研究1 明治維新期の芸能界について/維新期の能楽興行の実態(田村)・役者側の記録から見た維新期の能(竹本)・維新期の歌舞伎興行の実態(堤・李)
7月 事例研究2 堤氏成果発表の準備
8月 資料収集出張(予定・国内)
9月 学フロ成果発表会準備会・同成果発表会(翌月か)
10月 研究発表会(マートライ・ホリー)
11月 同(田村・李)
12月 研究発表会(竹本)
1月 資料調査出張(予定・国内)
2月 成果取りまとめのための打合せ会議
3月 成果発表
●2006年度活動報告
本プロジェクトの研究活動は、2006年度をもって終了した。
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